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エリカ涙で謝罪「すべてぶち壊してしまった」
2007年10月04日
 主演映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)の初日舞台挨拶で、腕組み仏頂面の態度に批判が集中し、自身の公式ブログで謝罪した人気女優、沢尻エリカ(21)が4日、テレビ朝日の「スーパーモーニング」に出演し、「あの日の行動ですべてをぶち壊してしまった」と涙ながらに語った。

 3日に行われたというインタビューで、挨拶当日の金髪のカツラにヒョウ柄ドレス姿とは打って変わった黒髪と黒いスーツ姿で現れた沢尻は当初、笑顔も見せながら「まだ芝居ができるわけじゃない」と、周囲の評価と自己評価とのギャップに悩む内面を吐露。「あまりに(周囲の環境の変化の)スピードが速かった。いま、評価されている点で嬉しいとは思わない」と答え、女性キャスターの「あまり嬉しくない?」の問いに、舞台挨拶で使い、流行語にもなりつつある「別に」のセリフで応じる場面も。

 さらに、ぶちきれ挨拶の原因を尋ねられると、「原因はある。私情を(公の場に)持ち込んでしまったことについて謝罪します。プロとして、あってはならないこと」と直接の原因については語らず、映画の出来栄えについてかとの質問には「(それは)ないです」と笑顔で答えた。さらに沢尻は原因については「重要ではない」とし「ファンの前であの姿を見せてしまったことを後悔している。プロとして失格なことをしたということは受け止めている」と繰り返した。

 ブログに「責任を取る」と書き込んだことについて「責任の取り方は(今後の)演技で?」と尋ねられると、「そうしたいですね」と答えた。しかし、ファンに伝えたいことを問われると、しばらく言葉を詰まらせ、涙を流し「自分のあの日の行動で、すべてをぶち壊してしまった。スタッフの方に迷惑をかけてしまいましたし、人として未熟だった。いろんな期待にこたえなければいけない立場で裏切ったことは本当に申し訳ないと思っているんですけれど・・」と搾り出すように謝罪の言葉を口にした。

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