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韓国でコンドーム売り上げが急落
2007年10月29日
 「黄金のブタ年(亥年)」を迎え、コンビニエンスストアーや大型スーパーでコンドームの売り上げが急減している。業界では、「黄金のブタ年」が福をもたらすという迷信のため、出産ブームが起きつつあると分析している。

 これが正しいとすれば、今年4月まではコンドームの売り上げが低迷することになる。GSリテールは22日、全国の「GS25」約2500店舗で今年1月1日以降18日間のコンドームの売り上げが昨年の同期間に比べ15%減少した発表した。また首都圏地域のGSマート6店舗でも、コンドームの売り上げが昨年同期に比べ7.8%減少したという。新世界(シンセゲ)Eマートでも今年に入ってからコンドームの売り上げが昨年同期に比べて15%も減少した。Eマートの関係者は「昨年上半期まで5%の増加を維持していたが、昨年12月から減少に転じ、今年に入ってから急減した」と語った。

 いっぽうトイレタリー商品の売り上げは急増している。GSマートではマウスケア関連商品の売り上げが前年比12.1%増加し、ボディーシャンプーで10.7%、シャンプーで9.6%も売り上げが増加している。冬にボディーシャンプーや頭髪用シャンプーの売り上げが増加するのは異例のことだ。歯磨き粉、歯ブラシ、口腔(こうくう)洗浄液などマウスケア用品の売り上げも12%も増加している。業界では「双春年」の昨年結婚した新婚夫婦や出産を控えていた夫婦が、今年中の出産を計画しているためだとしている。

 夫婦間の愛情表現が増えたことで、清潔さへの関心が高まっているという分析だ。ちなみに「黄金のブタ年」生まれを望むなら、来年の2月7日(旧暦の正月)以前に出産しなければならないため、遅くとも今年の4月までに妊娠する必要がある。

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