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福山“ガリレオ”に香取が出演
2007年10月17日
俳優・福山雅治(38)が主演するフジテレビ・関西系の“月9ドラマ”「ガリレオ」の初回視聴率(15日放送)が24・7%の高視聴率を獲得したことが16日、分かった。月9の20%超えスタートは、06年4月放送開始の「トップキャスター」以来、6作ぶり。11月5日放送の第4話では、SMAP・香取慎吾(30)が犯人役でゲスト出演することも明らかになり、ドラマの内容もさることながら数字的な興味も集まることになりそうだ。
4年ぶりのドラマ出演で超常現象のような事件のからくりを解析する“探偵ガリレオ”を演じる福山と、刑事役としてともに事件に挑む柴咲コウ(26)が、タッグを組んだ話題作が、前評判通りの視聴率をたたき出した。
20%超えは過去2年では、「プロポーズ大作戦」「ファーストキス」の両作が最終回でマークしたが、初回となると「トップキャスター」にまでさかのぼらねばならない快記録。月9ドラマとしての意地をみせつけてみせた。
87年から始まった月曜9時のドラマ枠は、月9と呼ばれ、「101回目のプロポーズ」(91年)、「東京ラブストーリー」(91年)などでは視聴率30%超えを連発し、若者層の支持を集めてきた。近年では視聴率的に伸び悩む作品もあったが、今期スタートのドラマでは最高視聴率を記録し、留飲を下げた格好だ。
今後の数字にも期待がかかる。第4話「壊死る(くさる)」には、正義の味方・孫悟空から一転、SMAPの香取慎吾が頭脳派の犯人役でゲスト出演。物理学を専攻する大学院生だが、自分の頭脳と才能に酔いしれる殺人鬼だ。
2人は音楽番組での共演はあるものの、ドラマでは初共演。金髪を茶髪に染め直すなど綿密な役作りを行った香取は「役者として同じ場に立つのは初めてなので、むちゃくちゃ楽しみ」と福山との頭脳対決を熱演。人気者同士の夢の共演も話題を集めそうだ。
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