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史上初の誘拐事件発生! 警察・マスコミが大失態
2007年07月16日
1960年7月のある朝、ソーン家の8歳になるひとり息子・グレーム君が誘拐された。その直後、2万5000ポンドの身の代金を要求する電話が!オーストラリアの犯罪史上初めての身の代金目的の誘拐事件が発生した。
ソーン家では、事件の6週間前に父親・バジルが買った宝くじが大当たり!!当せん金10万オーストラリアポンド(現在の貨幣価値で約4億円相当)を獲得した。当時、オーストラリアでは当せん者が大々的に報道されていたためソーン家も突然有名になっており、そこを犯人に狙われてしまったのである。
初めての大きな誘拐事件という事で警察は大混乱。
犯人からの電話の逆探知に失敗。さらに警察はマスコミの取材に応じ、身の代金の額、犯人は外国なまりを話す男であることなど捜査陣の手の内を洗いざらいばらしてしまった。それどころか、捜査にマスコミの力を使おうと思い付き、犯人にグレームの解放を呼びかけた。その結果、さらに報道は加熱。そして、事件から6週間後、グレーム君の遺体が発見され、事態は最悪の結末を迎える。
しかし、遺体発見現場には犯人逮捕へとつながる様々なものが残されていた。警察はなんとか事件を解決しようとオーストラリア警察はじまって以来初の科学捜査を導入する事にする。
まず地質学の権威が靴底の土を鑑定。ピンク色の珍しい土は家を建築する際にレンガの間に入れるセメントのようなものであり、犯人が少年を連れ込んだ家にはレンガが使われている可能性が高いと考えた。続いて獣医外科学の権威が毛布に付着していた動物の毛の分析に取り掛かった。その結果、それがペキニーズという中国で生まれた非常に珍しい犬の毛である事が判明した。最後に森林生態学の権威が毛布から採取された植物を分析していくと、それらがイトスギの一種でありオーストラリアで自然に生息しているものではなく、犯人自らが栽培している可能性が高いと推定した。
外国なまりの英語、レンガで造られた家、ペキニーズを飼っている、そして、イトスギがある。これらの科学捜査から得られた情報が一斉にマスコミを使って流された。その中から、有力な情報が得られ、条件とぴったり一致する家が浮上。そこからハンガリー人のスティーブン・ブラッドリーが容疑者として浮かび上がった。ブラッドリーは船でオーストラリアを脱出、イギリスに向かう直前に逮捕され、終身刑が言い渡された。
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