性欲の宝石箱
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| 仰天ニュース |
2007年09月10日
デンマークの小さな町でアパートの屋根裏から白骨死体が発見された。遺体の横には金髪がごっそりと束になって落ちていた。警察が部屋の所有者リチャード・ロンギを問い詰めたところ、彼は関与を否定するものの明らかに何かを隠している様子だった。実は彼には誰にも知られたくない秘密があった。ロンギは幼い時に親に捨てられ、スイスの孤児院で育てられた。スイスの子供は皆金髪だったが、イタリア人のロンギだけは黒髪であり、ロンギはなぜみんなと違うのか日々悩んでいた。
９歳になりロンギは母親と一緒に暮らすようになった。ある日、母親が突然金髪のカツラを着用するようになると、ロンギは母の金髪カツラに異常な興味を示した。それ以来、こっそりカツラをつけて遊ぶようになったロンギ。思春期を迎えると、カツラにシャンプーをかけ洗うことが喜びになり、次第に「生身の女の子の金髪を洗いたい」という衝動にかられるように…。
そしてついに１７歳の時、ナイフで女性を脅し、女性のアパートへ上がり込むと無理やり彼女の髪の毛を洗ってしまった。洗い終えると他には何もせずその場を立ち去った。その後も金髪女性を脅しては無理やり髪を洗う…スイス、ドイツとさすらいながらロンギはこころゆくまで金髪のシャンプーを繰り返した。
そして最後にやってきたのがデンマーク。しかし不幸なことに、この町の女性は金髪ではなかった。「金髪でなければ洗えない…」ロンギは欲求不満に陥っていた。そんな中、ヒッチハイク中のハイケという金髪女性がロンギの前に現れた。「泊まる場所を提供する代わりに髪を洗わせて欲しい」とロンギが提案すると、彼女はすんなり承諾してくれた。
久々の金髪シャンプーに張り切るロンギ。シャンプーを１本使い切ったもののまだ満足できずハチミツやチーズなどを使って洗い続けた。いい加減嫌気がさしてきたハイケは文句を言い出し始める。…そこで、無理やりにでも洗おうとハイケを縛り上げようとしたが、ハイケは強く抵抗する。何とか落ち着けようと首に引っかかっていた紐を引いたところ、彼女はあっけなく死んでしまったのだった。
屋根裏から発見されたのはそのハイケの遺体だった。彼女の遺体は白骨化していたが金髪だけは美しいまま…そしてロンギには、終身刑が言い渡された。
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