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| 仰天ニュース |
2007年09月21日
２００３年、イギリスである手術が一人の男性の人生に輝きを与えた。その男性の名は、ジェームスバスター。彼は幼い頃から、肺の難病であるのう胞性繊維症という病気をわずらい、運動は勿論、日々の生活でさえ制限されてきた。薬や抗生物質などの治療もきかず、２０歳をこえた頃から歩く事もままならず、入院を余儀なくされ、このままでは、死を待つだけという状態だった。しかし、２９歳の時、彼に転機が訪れた。脳死したドナーの肺がジェームスの体に適合し、移植手術を受ける事ができたのだ難しい手術だったが、見事に成功。ジェームスは奇跡的に健康な体を手に入れる。
ところが、奇跡はこれだけで終わらなかった。
術後、定期検診のため、病院を訪れたジェームス。待合室でたまたま隣り合わせになった男性と世間話をしていると、その男性もジェームスと同じ時期に移植手術を受けている事がわかる。彼は生まれつき心臓が悪かったが、その手術を受けてからは、健康そのもの体になったのだという。親近感を覚えたジェームスだったが、話をすすめるうちに妙な事に気が付く。なんと彼が手術した日、時間までが自分と同じ。彼はある事を確信し、思わず叫んだ。
「君の心臓は僕のだ！」
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