火遊びマダム
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アデレード動物園で「人間」展示中 豪
2007年10月17日
[アデレード 9日 オーストラリア] オーストラリアの動物園が、「人間」を展示している。霊長類保護への関心を高める目的で、どんなインチキもしないという但し書き付きだ。人間たちはアデレード動物園の使用されていないオランウータンの檻に、暑すぎる気温に立ち向かったりバナナを食べたりしながら1カ月の間、閉じ込められる予定だ。
彼らは心理学者によって観察され、調査結果は本物のサルたちの飼育環境を改善するために利用される。観客は携帯メールでお気に入りの「サル」に投票することができる。リアリティTV番組方式で、月末に動物園を代表する「スーパーヒューマン(超人)」が決定される。「彼らは完全に気が狂っています」と、展示を見た客のひとりは言った。
人間たちは夜間家に帰ることが許されており、観客の前で演技を行い、架空のシラミを互いに取り合った。「実際、動物ほど面白くはありません」と、別の見物人はボランティアたちの悪ふざけに明らかに失望した様子で言った。「人間サル」のひとりジョッシュ・ペンリーは、この実験が「快適なところから出て、1週間仕事を休む」機会だったと語っている。この実験は「檻の中のビッグ・ブラザー」と銘打たれており、観客が音を聞けるように参加者たちはウェブカメラの前でマイクをつけている。実験を指揮しているカーラ・リッチフィールド博士は、新しいサルのために厳しい規則を定めた。
すなわち、ヌード、無礼なふるまい、敷地内の風呂への飛び込み禁止。動物園の獣医たちは、人間がふらちな行いをした場合、精神安定剤を仕込んだ矢を使用するかどうかに関して何も言っていない。
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