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サササッ…赤城農相また“逃走”
2007年07月28日
後援会事務所費問題などで批判されている赤城徳彦農相(衆院茨城1区)に、今度は関係2団体が政治活動費約20万円を二重計上していた不正事実があったことが27日、分かった。赤城事務所は「事務処理のミス」として一方の団体の収支報告書を訂正した。この日午後、北京から帰国した赤城農相は、体調不良を理由に無言のまま搭乗機に横付けされた公用車に乗り込み病院へ。夜になって陳謝したが、安倍政権にはあす投開票の参院選を前に新たな痛手となりそうだ。
異様な光景だった。午後1時ごろ、成田空港に到着した赤城農相は、上着を脱いでネクタイを緩め、うつろな表情。ボーディングブリッジからサテライトを通らずに、搭乗機下の地上に降りた。待ち構えた記者団の質問には一切答えず、振り向きもしない。足早に公用車に乗り込み、空港から去った。
農水省は「体調不良で都内の病院に向かった」と説明したが、赤城農相は午後8時すぎ、東京都港区の議員宿舎で取材に応じ「事務処理上のミスがあった。率直におわび申し上げたい」と陳謝。自らの体調について「北京では頭痛、腹痛、目まいがした。(診察を受け)疲れがたまったんだろうと」と説明した。
二重計上問題は、体調不良を理由に1日延ばした帰国日と微妙に絡んで発覚した。郵便発送料を政治活動費として二重に計上していたのは、赤城農相が代表を務める自民党茨城県第一選挙区支部と、関係政治団体「赤城徳彦後援会」。03年分の政治資金報告書に、「組織活動費」の「案内状発送費」、「機関紙誌の発行事業費」の「荷造り発送費」と項目に違いこそあれ、同じ計19万6085円の領収書のコピーを添付。党支部の支出先は水戸中央郵便局と水戸駅前郵便局、後援会は水戸市役所前郵便局となっていた。赤城事務所は26日に同県選挙管理委員会で後援会の収支報告書を訂正したが、赤城農相の当初の帰国予定日はこの26日だった。
こうした支出は「政治活動費」に該当。総額だけの記載で済む事務所費などの「経常経費」とは違い、5万円以上の支出には領収書の写しの添付が義務づけられている。
茨城県内の実家を事務所とする後援会事務所費問題など、次々と浮上する疑惑。今回も陳謝したとはいえ、不透明さは相変わらずで、日本産米の中国への輸出再開をアピールしようとした訪中を台無しにするどころか、29日に迫った参院選で与党に決定的なダメージを与えることにもなりかねない。
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