政治･経済ニュース

理想Ｇｅｔ！

PopNews■■■■≫TOP

　政治・経済

赤城農相が辞任…不適切な会計処理、参院選惨敗の一因と

2007年08月01日

　赤城徳彦農相（４８）（衆院茨城１区）は１日午前、首相官邸に安倍首相を訪ね、自らの政治団体の不適切な会計処理の問題で参院選での与党惨敗を招いたとして、辞表を提出した。

　首相はこれを受理した。

　昨年９月の安倍政権発足後、閣僚の交代はこれで４人目になった。後任は当面置かず、若林環境相が兼務する。

　赤城氏は首相との会談後、首相官邸で記者団に、「首相に『職を辞したい』とお願いし、首相も『わかりました』ということだった。参院選で私に関する様々な報道があり、選挙戦に影響を与えて与党の敗北の一因となったのはまぎれもない事実だ。申し訳なく思っている」と述べた。

　塩崎官房長官は１日午前の記者会見で、「首相が農相を官邸に呼んだ。農相から辞表が提出され、受理された」と述べ、事実上の更迭だったとする見方を示した。長官は「（事務所費問題の）説明は本人がしていたが、結果、こういうことになったのは残念なことだ」と語った。

　赤城氏は、自殺した松岡利勝・前農相の後任として６月１日に初入閣した。松岡氏が資金管理団体の高額の光熱水費や事務所費など「政治とカネ」の問題で野党から追及を受けていたにもかかわらず、後任の赤城氏についても政治資金の問題が噴き出した。顔にばんそうこうを張って記者会見に臨み、理由を明確に説明せずに批判された。与党は７月２９日の参院選で惨敗を喫した。

　首相は参院選の結果を受け、赤城農相を含めて内閣改造・自民党役員人事で人心一新を図る方針をすでに表明していたが、任命責任が改めて問われることになる。赤城氏の政治団体の事務所費問題が発覚した後、擁護を続けたことも問題になりそうだ。自民党は「政治とカネ」の問題に対応するため、月内に新たな党規約をまとめ、政治資金規正法の再改正にも取り組む方針だ。

　安倍内閣では、自らの政治団体の不適切な会計処理の問題で昨年１２月に佐田玄一郎行政改革相が辞任した。５月には松岡利勝農相が自殺。７月３日には、米国による広島、長崎への原子爆弾投下について「しょうがない」などと発言した久間章生防衛相が辞任している。

■社会 ■政治経済 ■話題
■芸能 ■スポーツ ■仰天

PRINCESS-CELEB

ﾘｯﾁｾﾚﾌﾞが大集合

冒険!!!幼な妻

もっと遊びたいの

■出会いﾅﾋﾞｹﾞｰﾀｰ
完全無料で貴方に出会いを
■ﾕﾆｰｸ*ｳﾗﾅｲ
無料で遊べる占いｻｲﾄ