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福田新総裁へ8派閥支持
2007年09月15日
安倍晋三首相(52)の後継を決める自民党総裁選が14日、告示され、福田康夫元官房長官(71)、麻生太郎幹事長(66)が立候補を表明した。福田氏は、所属の町村派と古賀、山崎、谷垣3派に加え、新たに津島、伊吹、二階、高村各派の支持を獲得。国会議員票だけで過半数265票をほぼ確保した。麻生氏は15日の立候補受け付け前に敗戦が確実となった状況に「不徳の致すところ」と自虐的グチをこぼした。
福田氏はこの日午前、町村派の会合で「こんなことになるとは夢にも思わなかった。平時なら出ないが、今は緊急時。やらないといけないとの思いを強くした」と、立候補表明した。普段は口数も少ないが、この日は実に滑らか。党内最大派閥の同派は、一致して支持する方針を決めた。古賀、山崎、谷垣の各派も、福田氏との会談を受けて派閥総会で支持を決定。額賀福志郎財務相(63)が立候補を断念した津島派、伊吹、二階、高村の各派も「福田総裁」の流れに乗り遅れまいと支持を表明し、麻生派以外の8派閥が福田氏支持となった。
総裁選は国会議員票387、都道府県連票141の計528票を争うが、15日の立候補受け付けを待たず、福田氏は過半数を固めたことになる。古い自民党がよみがえったかのような派閥談合政治だが、福田氏は「政策中心に話をしている。談合しているわけではない」と反論した。
福田氏はこの日、精力的に動き、舛添要一厚労相が、若手、中堅の19人で設立した政策グループ「安心と希望」の会合にも出席。舛添氏は「小泉改革の陰の部分に対する考えが一致した。麻生さんに話を聞く予定はない」と福田氏支持を明言した。また、小泉チルドレンの会合にも「政策について話をしたい」と申し入れ、熱弁をふるった。
一方、麻生氏は午後3時から出馬会見したが、党内が「福田総裁」でまとまりつつある状況を「政策も発表されないうちから、派閥の推薦が決まるのは、談合、密室の批判を受ける。政策を聞いた上で、というのが常識ではないのか」「(福田氏支持表明の)小泉氏の真意を測りかねる」と愚痴交じりに批判。福田氏の感想を聞かれ「私とちょうど反対側にいる人」「酒を飲んだ記憶もない」とライバル心むき出しで「芝居の幕が開いたら、終わっていたというのはいかがなものか」と恨み節も漏らした。
劣勢ばん回に各都道府県票の掘り起こしに重点を置く考えだが、ツキにも見放された。昨年の総裁選では、東京・秋葉原で行われた党主催の街頭演説で、オタク文化に精通したところを披露、追っかけまで続出するアキバパワーの後押しを受け、「太郎ファン」を拡大させたが、今回の都内の演説は渋谷ハチ公前。都連が「日曜日なので人出の多い場所を」との理由で場所を決めたが、アキバ勢力の“ホーム”ではないだけに、総裁選のムードを一変させてくれるかどうか。国会開会中のため、街頭演説は16、17、22の3日間で計4度。街頭演説で有権者の人気を得る戦略にも狂いが生じそうで、踏んだり蹴ったりとなっている。
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