セレブな女性に口コミ
PopNews■■■■≫TOP
■社会
■政治経済
■話題
■芸能
■スポーツ
■仰天
多国籍軍のアフガンへの海上阻止、謝意決議を安保理採択
2007年09月20日
【ニューヨーク】国連安全保障理事会は19日午後(日本時間20日午前)、アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)の任務を1年間延長し、日本の海上自衛隊がインド洋で参加する多国籍軍の海上阻止行動への謝意を初めて明記した決議案を賛成14、棄権1(ロシア)で採択した。
海自派遣の根拠となるテロ対策特別措置法の11月1日の期限切れが迫るなか、決議の前文に示された「謝意」の解釈をめぐり、日本国内の論議はいっそう高まりそうだ。
決議は前文で米、英、日本などの有志連合によるテロ制圧のための「不朽の自由作戦(OEF)」に触れ、「ISAF及び、海上阻止部門を含むOEFに対する多くの国の貢献に謝意を表明する」としている。また、ISAFとOEFの協力継続の必要性も強調している。
決議の本文は、10月半ばに期限切れとなるISAFの任務の1年間延長を定めている。2001年のISAF派遣決議以降、安保理は毎年、同じ内容の任務延長決議を採択してきたが、海上阻止行動への言及は今回が初めて。
米国のハリルザド国連大使は記者団に「関心を持つ安保理理事国は、海上阻止行動への貢献をめぐる日本国内の論議に留意した」と指摘。「これは安保理が活動の重要性を強調し、日本の重要な貢献への謝意を示す機会だ」と述べ、日本への配慮を明確に認めた。
日本政府は、民主党が海自の多国籍軍船舶への給油活動を「国連決議に基づかない」として反対していることから、活動の重要性が決議で示されるよう、米国などに働きかけていた。
一方、棄権したロシアのチュルキン国連大使は採決前の演説で「海上阻止部門に関する新たな表現が明確さを欠いている」「海上阻止部門はアフガンでのテロ掃討にのみ必要であり、ほかの目的に使われるべきではない」と述べた。OEFが米国の自衛権発動から始まった作戦で、安保理への説明責任を負っていないことへの疑念を示したものだ。
この種の任務延長決議で棄権票が出るのは異例。ロシアは採決を先延ばしし、決議案の修正協議を行うことを希望していた。国連外交筋によると、ISAFの派兵国であるドイツが、20日のISAFに関する国会審議を前に決議が採択されるよう、米英仏などに強く申し入れていたという。
チュルキン露大使は採択後、記者団に「いくつかの国の国内事情を優先する決定が下された」と述べ、非理事国である日本やドイツが安保理協議に介入したことへの不満を表明した。
■社会
■政治経済
■話題
■芸能
■スポーツ
■仰天
いきなり写メCheckゥ
即会セフレと直結!