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故先代佐渡ケ嶽親方が朝青龍に遺言
2007年08月16日
14日に敗血症による多臓器不全で亡くなった、元横綱琴桜で先代佐渡ケ嶽親方の鎌谷紀雄(かまたに・のりお、享年66)氏が、謹慎中の横綱朝青龍(26=高砂)に、「遺言」を残していたことが、15日分かった。自分の弟子のようにかわいがってきた40歳下の横綱が1日も早く、病やケガを治し、土俵に戻ることを強く願っていた。朝青龍はこの日も東京・墨田区の自宅にこもったまま、姿を現さなかった。
鎌谷氏は、朝青龍のことを気に掛けながら息を引き取っていた。この日、千葉・松戸市の部屋前で報道陣に対応した娘婿の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が、生前の鎌谷氏が朝青龍に抱いた思いを代弁した。「先代は横綱のことがずっと気になっているようで、『悪いところがあるなら、それを早く治して土俵に戻ってほしいな』と私に話していました」。亡くなる前日の13日までは、テレビで朝青龍に関する報道を見ては、家族にも「どうなるのかね」と漏らしていたという。
一門も違えば、弟子でもない。だが、鎌谷氏は朝青龍をかわいがり、朝青龍も鎌谷氏を慕っていた。05年11月2日、九州場所前に行われる恒例の「横綱会」でのこと。左足が不自由な鎌谷氏に、朝青龍はそっとかがみ込んで靴を履かせたことがある。以来、鎌谷氏は「私の肩を抱えて起こしてもくれた。彼ほど優しく、人情にあふれ、気遣いができて、責任感を持った横綱はいない」と公言し始めた。出げいこに来れば「よく来てくれた。ありがたいよ」と声を掛け、朝青龍も「ありがとうございます。佐渡ケ嶽部屋の土俵は素晴らしい」と返していた。
朝青龍の関係者は「まだ先代が亡くなったことは横綱には伝えていない」と言い、21日に行われる鎌谷氏の葬儀・告別式には「現段階では逆にご迷惑が掛かる」(同関係者)との理由で弔問の予定はないという。だが、これまでも日ごろの言動、態度を非難されることが多かった朝青龍にとって、鎌谷氏は角界の数少ない味方であり、恩人であったはず。「土俵に戻ってほしい」。その「遺言」をどう受け止めたかは、今後の行動で示される。
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