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“夏男”ダル サエコの前で完投勝利
2007年08月30日
【日本ハム5−4楽天】夏の王子様になった。日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が29日の楽天戦で9安打4失点と苦しみながら完投勝利。結婚が決まっている女優サエコ(20)が見守る中で自己最多の13勝目を挙げた。これで8月は05年から9連勝。今季も7月6日のロッテ戦(札幌ドーム)から7連勝と、暑い季節に真価を発揮する。チームの連敗を3で止めた力投で、今月は無傷の5連勝。自身初の月間MVP受賞を確実にした。
結末が何度も書き換えられる展開でも、最後までマウンドに立ち続けた怪物は大物だった。日本ハムのダルビッシュは、熱戦ののどを潤す紙コップをくわえ、悠然とロッカーを出る。「10回でも11回でも体力的には何回でもいけた。ただ、精神的には疲れましたけど」といたずらっぽく笑った。
初回、渡辺直にいきなり初球を左前に運ばれ、ペースを乱した。先頭打者に安打を許すのは6月9日ヤクルト戦(松山)の青木以来、11試合ぶり。草野に一塁線突破の適時二塁打で先制を許すと、3回1死二、三塁で再び草野に153キロの直球を左中間真っ二つにされる。自己最速の154キロを記録した直後の1球だった。
スタンドでは結婚宣言後、初めてサエコがお忍び観戦していた。そのまま崩れてしまえばみっともない。「しっくりいかない部分はあったけど、ちゃんと抑えなければ」。意識的に140キロ台にスピードを抑えた直球を外角低めに集めて立ち直ると、6回に味方打線が4安打を集めて逆転。8回に飯山の失策で追いつかれても再び勝ち越してくれた9回は、2本の内野安打を打たれながらも最後は代打・関川を三ゴロに仕留めた。
自己最多の13勝目。今月は9日楽天戦(札幌ドーム)のおめでた表明を含む5勝を挙げてシーズン7連勝。8月に限れば05年8月19日から9連勝と夏に男を上げた。向かうところ敵なしの怪腕も唯一食べられないのがグレープフルーツ。「小さいころから見るのも嫌」と言うが「ビタミンC?オレンジとかで補っていますから」と計算ずくの食生活で体を整える。
暑い盛りを乗り切る秘けつを「思いっきりクーラーをかけて寝ることです」とまだまだ3年目の若者らしく笑った。その一方で、一家のあるじになる決心をした男は「月間MVPですね。まあ、狙っていました」と頼もしい。混とんとした上位3強の争い。負けないすべを持ったエースがいる限り、日本ハムがゴールに一番近い。
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