最寄駅で運命の相手
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反町監督 薄氷の勝利!クビつながった
2007年09月13日
北京五輪アジア最終予選(12日・国立競技場)、薄氷の勝利-。サッカーのU-22日本代表はホームでカタールを迎え撃ち、1-0で勝利。2勝1分けの勝ち点7でC組首位に立った。日本は前半6分、MF水野晃樹(22)=千葉=のFKをMF梶山陽平(21)=FC東京=が合わせて先制。後半23分にMF本田拓也(22)=法大=が退場となったが、全員守備で逃げ切った。この内容に協会幹部からは不満の声が上がった。同じC組のベトナム-サウジアラビアは1-1で引き分けた。
「寿命が縮まった」-。試合終了後、反町監督が漏らした一言が、苦しかったこの試合を何よりも物語っていた。
序盤は日本が主導権を握った。前半6分、右サイドで得たFKのチャンス。水野の絶妙のクロスをMF梶山がファーのFW森島康をおとりにしながら頭一つ抜け出し、ゴールネットを揺らした。U-22の梶山とU-20森島康のコンビネーションで、欲しかった先制点を挙げた。
しかし、ここからが地獄の始まりだった。後半、ペースを上げたカタールに徐々に押し込まれると、後半11分に先制点を挙げた梶山が左ひざを負傷し交代、同23分にはMF本田拓がこの日2枚目のイエローカードをもらい退場。数的不利な状況になった日本のゴールには雨のようにシュートが降り注いだ。「厳しい場面で、戦い抜けたことを評価したい」と、全員守備でしのぎきったが、内容には物足りなさが残った。
協会首脳陣も渋い表情だ。試合後は川淵三郎キャプテン、田嶋幸三専務理事、小野剛技術委員長はVIP席で課題を指摘し合ったという。「ストレスがたまった。10人になったのにリスキーなパスを出してた。勝ち点3で満足するべきだが、修正しないと次のアウエー・カタール戦は大変なことになる」と田嶋専務理事が語気を強めれば、川淵キャプテンは「勝ったということだけでよしとしたい」とだけ広報を通じてコメントし、足早にスタジアムを去った。
「批判されようが何されようが、僕らは結果を残すしかない」と、DF水本。前半戦のヤマ場である首位攻防戦を制し、北京五輪へ抜け出し折り返した“反町丸”。しかし、後半戦はアウエー戦が2試合残る。航路の先には、さらなる荒波が待ちかまえている。
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