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FIFA、Ｗ杯開催地ローテーション制を廃止！
Ｗ杯の開催地はこれまで、６大陸を順番に巡る形を取っており、2010年はアフリカ（南アフリカ）での開催がすでに決定。その次となる14年は南米（ブラジルが有力）で、従来の制度からすると、18年はオセアニアか北中米・カリブ海地域のいずれかの国で行なわれる見通しとなっていた。しかし、今回の決定で、直近２大会の開催地を除くすべての国と地域が、制限なく立候補することが可能となった。
FIFAのゼップ・ブラッター会長は18年大会について「イングランドのほか、オランダとベルギーが共催での開催に正式に名乗りを上げている。また、中国、オーストラリア、メキシコ、アメリカも検討中のようだ」とコメント。様々な大陸に位置する国々から興味を示されていることを明らかにした。
ローテーション制の廃止を訴える声は以前から上がっていたが、FIFAが今回の決断を下した理由のひとつとして、14年大会開催についてはブラジルの対立候補がなく、事実上同国のひとり勝ちという状況となっていることが挙げられる。
ブラッター会長は「ブラジルは確かにとても強力な候補者ではあるが、開催権を巡る競争としては何か物足りない」と語り、国を挙げてのイベントとなるＷ杯招致としての盛り上がりを求めていた。
なお、14年大会の開催地については30日に正式決定する予定。
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| スポーツ |
2007年10月30日
FIFA（国際サッカー連盟）は現地時間29日（以下現地時間）に理事会を開き、2018年Ｗ杯以降についての開催地の大陸間ローテーション制を廃止すると発表した。なお、18年Ｗ杯をどの大陸で行なうかについては、11年に最終決定が下される見込み。ロイター通信が報じている。Ｗ杯の開催地はこれまで、６大陸を順番に巡る形を取っており、2010年はアフリカ（南アフリカ）での開催がすでに決定。その次となる14年は南米（ブラジルが有力）で、従来の制度からすると、18年はオセアニアか北中米・カリブ海地域のいずれかの国で行なわれる見通しとなっていた。しかし、今回の決定で、直近２大会の開催地を除くすべての国と地域が、制限なく立候補することが可能となった。
FIFAのゼップ・ブラッター会長は18年大会について「イングランドのほか、オランダとベルギーが共催での開催に正式に名乗りを上げている。また、中国、オーストラリア、メキシコ、アメリカも検討中のようだ」とコメント。様々な大陸に位置する国々から興味を示されていることを明らかにした。
ローテーション制の廃止を訴える声は以前から上がっていたが、FIFAが今回の決断を下した理由のひとつとして、14年大会開催についてはブラジルの対立候補がなく、事実上同国のひとり勝ちという状況となっていることが挙げられる。
ブラッター会長は「ブラジルは確かにとても強力な候補者ではあるが、開催権を巡る競争としては何か物足りない」と語り、国を挙げてのイベントとなるＷ杯招致としての盛り上がりを求めていた。
なお、14年大会の開催地については30日に正式決定する予定。
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