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余震と雨が復旧妨げ 新潟県中越沖地震、被害住宅1400棟超
2007年07月18日
震度6強を記録した新潟県中越沖地震で、同県と長野県の被害住宅は十七日夜までの両県の集計で千四百棟を超えた。新潟県柏崎市などの避難所にとどまる被災者のため、同県は仮設住宅建設の準備を始めるなど支援を本格化させた。ただ余震と雨が復旧の妨げになっている。柏崎市高柳町高尾の県道では同日午後六時ごろ、土砂崩れがあり、七十−八十代の三世帯四人が孤立した。
両県や総務省消防庁などによると、住宅被害は計千四百三十六棟。うち全壊は新潟県の三百四十三棟で、柏崎市が約九割を占めている。半壊・一部破損は新潟県九百五十六棟、長野県百三十七棟の計千九十三棟。
新潟県内の避難所は百七カ所。十六日は約一万二千人が泊まり、十七日も約九千人がとどまっている。避難所七十四カ所が集中する柏崎市は同県の照会に対し、仮設住宅千戸の建設を要請。同県は八月上旬までに、まず二百五十戸を完成させる方針という。
余震は同日午後までに九十回を超え、気象庁は最大で震度6弱が起きる恐れもあるとして、引き続き警戒を呼び掛けている。柏崎市周辺の雨は夜まで続き、多いところで一時間に一〇ミリ程度。損壊した家の片付けなどは進まなかった。
同市内では水道管が破損し、約三万九千戸が断水したまま。倒壊した家屋が電線を切るなどして約二万二千戸で停電が続き、ガスも同県刈羽村と合わせて計約三万五千戸で供給がストップ。水道管の修復には大規模な地下工事が必要で、電気を通すと倒壊住宅などで漏電の恐れがあり、ガスは専門の工事担当者を集めている段階。新潟県は「ライフラインの復旧には、まだ時間がかかる」とみている。
これまでに死者九人のほか、柏崎市の猪俣孝さん(76)が行方不明になっており、家屋倒壊現場などで捜索が続いた。負傷者は新潟県千九十人、長野県二十八人、富山県一人の計千百十九人に増えた。
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