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「たばこ」で余命3.5年短く…厚労省の追跡調査
2007年07月25日
たばこを吸っている男性の40歳時点の平均余命は、吸わない男性より3・5年短い−。厚生労働省研究班(主任研究者・上島弘嗣滋賀医大教授)が24日までに、30歳以上の男女約1万人を対象とした追跡調査を基に、こんな推計をまとめた。
たばこの影響を余命で示したのは国内初の試みという。
推計の根拠は、1980年に健康診断を受けた30歳以上の男女計9625人(男性4237人、女性5388人)に対する99年までの追跡調査。
健診時にたばこを吸っていた男性は2666人(喫煙率・約63%)で、40歳の平均余命は38・6年。残る男性で、もともと吸っていなかった777人については42・1年で3・5年長かった。
男性喫煙者のうち1日の本数「1箱未満」の40歳平均余命は39・0年、1−2箱は38・8年、2箱以上は38・1年。
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