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2007年08月25日
伊平屋村で起きた飲酒運転死亡事故から二十五日で一年。伊平屋村などは二十四日、「飲酒運転根絶村民大会」を開き、百五十人が「飲酒運転根絶」を宣言した。島の中心部に宣言の看板を掲げ、子どもたちが自作の詩で事故の記憶と飲酒運転追放を呼び掛けた。事故は昨年八月二十五日未明、県立学校事務職員の男性（２８）＝当時＝が酒を飲んだ同僚の男性の運転する車に引きずられ、死亡した。
集会には、保育所や小中学校の子どもや商工会、本部署の署員らが参加。西銘真助村長は「痛ましい事故を二度と起こしてはならない。飲酒運転を根絶し、明るい村づくりをしよう」とあいさつ。
伊平屋保育所の子どもたち十九人が父母や祖父母に向け、「お酒を飲んだら運転しないでね」と訴えた。伊平屋中の生徒会六人が自作の詩を朗読。事故後に訪れた被害者の家族への思いなどを語り、「忘れてはいけない、二度と戻らない命」と結んだ。
伊平屋中学校前には同日の日付が記された「飲酒運転根絶宣言」の看板が設置された。
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