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2007年09月07日
台風９号の影響で六日、東海道新幹線のほか、首都圏のＪＲ各線が相次いでストップ、交通機関はまひ状態になった。首都圏に台風が接近した六日夜、ＪＲ在来線は中央線の東京－高尾間、東海道線の東京－小田原間のほか、常磐線、京浜東北線、埼京線、武蔵野線などが相次いでストップ。東京メトロの地下鉄も地上走行区間が強風や倒木の影響を受け、東西線と丸ノ内線が折り返し運転した。東海道新幹線は六日午前、静岡県内の雨で新富士－掛川間で一時運転を見合わせ、午後は強風のため掛川－静岡間で断続的に運転がストップ。ＪＲ東海は午後六時十分ごろから東京－名古屋間で運転を見合わせ、約四時間半後に運転を再開したが、ダイヤの乱れは続いた。ＪＲ東日本は首都圏と各地を結ぶ六日発の夜行列車すべてと、山梨、長野両県と都心を結ぶ午後の中央線特急も運休。六日夕からはＪＲ京葉線が運転本数を約七割に減らし、新宿と箱根湯本（神奈川県）などを結ぶ小田急の特急ロマンスカーも運休した。
高速道路は中央自動車道上りが甲府昭和－上野原（いずれも山梨県）間、下りが八王子（東京都）－勝沼（山梨県）間で、東名高速道路は上りが沼津（静岡県）－大井松田（神奈川県）間、下りが大井松田－清水（静岡県）間でそれぞれ通行止めになるなどした。
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