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女児殺害、４、５日前に不審な30代男
「事件が起きるまで気にしなかったんだけど」と主婦が不審な男の目撃情報を切り出した。主婦によると、不審な男は４、５日前、事件発生時刻とほぼ同じ午後６時ごろ、主婦の自宅敷地内に現れた。柚希ちゃんの自宅から東へ約５００メートル離れた路地で、生活道路ではなく、日没後は足元の悪さから、地元の人も利用しないという。
足元に敷かれた瓦を踏む音で気づいた主婦が「そこは危ないから通られへんで」と声をかけると、男は「道に迷った。すいません」と答えた。眼鏡をかけた小太りの３０代ぐらいの男で、白いワイシャツ姿で手に白い紙を持っていたという。「全然見たことない人やし、今思えば怖いわ」と証言した。一部報道では「覆面姿で走り去った男を見た」という目撃証言も出ている。
一方、事件の１時間後には防犯パトロールも予定されていたことが判明。自宅前の道路は、事件の十数分前まで道路工事で車両通行止めになっていた。県警は、犯人がこうした事情を知った上で、計画的に日没後で人目がつきにくい夕方を狙い、短時間で襲撃した疑いもあるとみている。 柚希ちゃんは約３００メートル先の公園から自転車で帰宅した。自転車は自宅脇の自転車置き場にきちんと止められており、玄関に入る直前に刺された。救急車で搬送途中、救急隊員に「大人の男」に刺されたと話していた。犯人は柚希ちゃんが１人になる機会を狙って襲った可能性もあるとみて目撃情報などを調べている。
司法解剖の結果、柚希ちゃんの刺し傷は左胸と腹の２カ所、避けようとした傷はなく、死因は失血死と判明。ともに正面から刺しており、胸の傷は心臓に達していた。凶器は幅数センチの刃物とみられる。凶器の刃物は見つかっておらず、捜査本部は周囲を捜索するとともに種類の特定を急ぐ。
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2007年10月18日
兵庫県加古川市の市立別府小２年鵜瀬柚希（うのせ・ゆずき）ちゃん（７）殺害事件で１７日、近所の主婦（７３）が「４、５日前に自宅から少し離れたところをうろつく３０代ぐらいの男を見た」と証言した。また、犯人は人目につきにくい夕方以降を狙った可能性が高いことが加古川署捜査本部の調べで分かった。柚希ちゃんは前方から２カ所を刃物で刺されており、救急隊員に「大人の男」に刺されたと話している。「事件が起きるまで気にしなかったんだけど」と主婦が不審な男の目撃情報を切り出した。主婦によると、不審な男は４、５日前、事件発生時刻とほぼ同じ午後６時ごろ、主婦の自宅敷地内に現れた。柚希ちゃんの自宅から東へ約５００メートル離れた路地で、生活道路ではなく、日没後は足元の悪さから、地元の人も利用しないという。
足元に敷かれた瓦を踏む音で気づいた主婦が「そこは危ないから通られへんで」と声をかけると、男は「道に迷った。すいません」と答えた。眼鏡をかけた小太りの３０代ぐらいの男で、白いワイシャツ姿で手に白い紙を持っていたという。「全然見たことない人やし、今思えば怖いわ」と証言した。一部報道では「覆面姿で走り去った男を見た」という目撃証言も出ている。
一方、事件の１時間後には防犯パトロールも予定されていたことが判明。自宅前の道路は、事件の十数分前まで道路工事で車両通行止めになっていた。県警は、犯人がこうした事情を知った上で、計画的に日没後で人目がつきにくい夕方を狙い、短時間で襲撃した疑いもあるとみている。 柚希ちゃんは約３００メートル先の公園から自転車で帰宅した。自転車は自宅脇の自転車置き場にきちんと止められており、玄関に入る直前に刺された。救急車で搬送途中、救急隊員に「大人の男」に刺されたと話していた。犯人は柚希ちゃんが１人になる機会を狙って襲った可能性もあるとみて目撃情報などを調べている。
司法解剖の結果、柚希ちゃんの刺し傷は左胸と腹の２カ所、避けようとした傷はなく、死因は失血死と判明。ともに正面から刺しており、胸の傷は心臓に達していた。凶器は幅数センチの刃物とみられる。凶器の刃物は見つかっておらず、捜査本部は周囲を捜索するとともに種類の特定を急ぐ。
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