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加古川・小2女児刺殺 凶行1分足らずか
2007年10月20日
兵庫県加古川市の市立別府小2年鵜瀬柚希(うのせゆずき)ちゃん(7つ)刺殺事件で、悲鳴を聞いて家の外に出た小学3年の姉と幼稚園児の妹が、立ったまま「痛い、痛い」とうめいている柚希ちゃんを目撃していたことが19日、加古川署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は、柚希ちゃんが玄関前で1人きりになった1分足らずの間隙(かんげき)を突き、殺意を持って襲撃されたとみて調べている。柚希ちゃんの身長は約126センチで、玄関前は暗かったことから、柚希ちゃんは犯人の顔を見ていなかった可能性もある。
また、事件前後、家族や複数の住民が車やバイクのエンジン音を聞いていないことも判明。逃走ルートと推定される道路に、血液が残留していることを示すルミノール反応はなく、犯人は凶器をかばんなどに入れ、自転車か走って逃走した可能性が高いとみられる。
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