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"善意のコロッケ"夢とん挫 「コロちゃん」自己破産、関係者ら落胆
2007年08月15日
約26億円の負債を抱え、自己破産を申請したことが14日明らかになったコロッケ販売の「コロちゃん」(恵那市)。一時は国内外にフランチャイズ店約700店を展開。「コロッケで飢えた子どもたちを救いたい」とアフリカにも進出した小竹守社長(58)の夢は、道半ばでとん挫した。地元の関係者らは一様に残念がった。
恵那市大井町の住宅街の一角に建つコロちゃん本社。この日、小竹社長も従業員の姿もなかった。近所の主婦は「従業員はいい人ばかり。ここのところちょっとバタバタしているなとは思ったが、まさか倒産とは」と驚いた。同町にある小竹社長の自宅も人の気配はなし。近所の人の話によると、1週間ほど前に宅内に段ボールが運び込まれ、あわただしい感じがしたという。
同社はケニアなど海外にも出店し、現地の雇用、食料事情の改善も目指していた。恵那市の三宅良政副市長は「ケニアへの積極的な展開を見て、地元企業が大きくなることに期待を寄せていた。残念で仕方ない」と惜しんだ。
取引のあった中津川市のスーパー経営者(52)も「(小竹社長は)アフリカまで行き、夢は大きな人だった。地元企業としても残念」と語る。ただコロちゃん側から数カ月前に店舗での販売を断ってきており、「(販売)ルートの整理かな、と思った」と予兆は感じていた。
「コロちゃんのコロッケ」ファンも一様に惜しんだ。中津川市の主婦(37)は「家で揚げ物をすると油で汚れる。いつでも揚げたてを買って食べられるのは、うれしかった」と残念そう。恵那市の男性(28)は「ソースをつけずにそのままサクッと食べるのがおいしかった」と目を閉じて、食感を思い出していた。
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