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ジョーンズ、メダル返還 成績「繰り上がり」難問も
2007年10月10日
禁止薬物の使用を認め、現役引退を表明したマリオン・ジョーンズ元選手(31)=米=が、00年シドニー五輪で獲得したメダルを米国オリンピック委員会(USOC)に返還した。ジョーンズ元選手は同五輪で100メートル、200メートル、1600メートルリレーで金、走り幅跳び、400メートルリレーで銅メダルを獲得した。
USOCのピーター・ユベロス会長はリレーの他のメンバーにも自主的なメダルの返還を呼びかけている。400メートルリレーのメンバーのうちトーリ・エドワーズとクリスティ・ゲインズは別の機会にドーピング違反が発覚して処分されており、米国陸上界の薬物汚染の根深さを物語る。
五輪の成績の繰り上がりについては国際オリンピック委員会(IOC)が検討するが、難しい問題もある。シドニー五輪100メートル2位のエカテリニ・サヌ(ギリシャ)は04年アテネ五輪の直前にドーピング検査を受けず、2年間の資格停止処分になった。外電によると、豪州オリンピック委員会会長でIOC委員でもあるジョン・コーツ氏は、サヌに金メダルを与えるべきではないとの考えを示している。
ユベロス会長はIOC加盟国に今回の件に関する謝罪文を送った。その中に、北京五輪には薬物に関して潔白な選手を送ることを誓っている、という。
ジョーンズ元選手は記録が抹消される00年9月以降に、世界選手権でも金、銀1個ずつメダルを獲得している。こちらの取り扱いは国際陸連が検討する。IOCも国際陸連も厳しく対処しなければ、失墜した競技の信頼回復はありえない。
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